メンバー紹介
医療分野では「2025年問題」や「地域医療の崩壊」など、深刻な社会課題が数多く指摘されています。災害時には、こうした課題が顕著に表れ、より深刻な問題へと発展する可能性があります。これらの社会課題が災害によって顕在化・深刻化することを防ぐためには、平時から課題解決に向けた取り組みを進めるとともに、機微な医療情報については十分な配慮のもとで、社会的な同意や信頼を得られる形で活用していくことが重要です。本寄附研究部門では、これらの課題解決に向けて、医療情報などの機微な情報の慎重かつ有効な取り扱いを基盤とし、実社会におけるサービス提供の在り方について幅広く研究を進めてまいります。